乾燥設備作業主任者技能講習

乾燥設備作業主任者とは

乾燥設備をはじめて使用するとき、または乾燥方法や乾燥物の種類を変えたときは、乾燥設備の取扱い方法、乾燥条件などの乾燥作業の方法について、労働者に十分に周知させるとともに、乾燥作業を直接指揮して、適正な乾燥作業の遂行するための安全を図る重要な役割を担っています。

選任すべき作業

①乾燥設備内容積1㎥以上(令別表第1危険物)

②危険物以外、熱源に燃料又は電力使用

受講資格

1.乾燥設備の取扱いの作業に5年以上従事した経験を有する者

2.学校教育法による大学又は高等専門学校において理科系統の正規の学科を専攻して卒業した者で、その後1年以上乾燥設備の設計、製作、検査又は取扱いの作業に従事した経験を有する者

3.学校教育法による高等学校又は中等教育学校において理科系統の正規の学科を専攻して卒業した者で、その後2年以上乾燥設備の設計、製作、検査又は取扱いの作業に従事した経験を有する者

4.その他厚生労働大臣が定める者

講習科目及び時間

講習科目 講習時間
乾燥設備及びその附属設備の構造及び取扱いに関する知識 4時間
乾燥設備、その附属設備等の点検整備及び異常時の処置に関する知識 4時間
乾燥作業の管理に関する知識 5時間
関係法令 2時間